「持ち家を売却しても、同じ家に住み続けたい」――そんなニーズに応える不動産取引「リースバック」が近年注目されています。しかし、特に高齢者を中心に活用が広がる一方で、トラブルの相談件数が急増しており、国民生活センターは注意を呼びかけています。 そもそもリースバックとは? リースバック(sale and leaseback)とは、自宅を不動産業者に売却したあとも、その物件に賃貸契約で住み続けられる仕組みです。住宅ローンの返済から解放され、固定資産税の支払い義務もなくなり、まとまった資金を確保できる点がメリット ...